海外赴任 渡航前 海外居住でも使える銀行口座の選び方【国内銀行を厳選比較!】

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みなさんこんにちは、ロンドン駐在員のかえる2号です。

かえる2号
国内銀行口座は、非居住者向けにサービス提供していない銀行も多く、海外赴任にあたって検討が必要になります。
今回は、海外居住でも使える各銀行の海外サービスについてまとめてみました。

私も赴任前にはいろいろと調べて大変だった事を覚えています。

主要な銀行について、海外利用サービスを比較してみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

補足
※本記事にまとめた情報は2020年12月06日時点での情報になります。
海外サービスの有無・利用料・国内振込手数料・海外送金の可否をメインに比較しましたがその他投資信託・ローン・株式・債券関係などのサービス内容については、海外からは基本的にどの銀行も不可ですので、比較対象外としています。

海外赴任におすすめの銀行は?

さて、いきなり本題ですが、各銀行サービスを海外赴任の観点で比較表にまとめてみました。

銀行名非居住者向け
サービス
サービス費用国内振込外国送金おすすめ度
三菱UFJ銀行あり無料
or
月額300円
★★★
・サービス充実
・サービス料無料
(三菱UFJダイレクト利用時)
・振込手数料が安価
・メガバンクの安心感
三井住友銀行あり月額220円★★
・サービス充実
・サービス利用料が必要
・振込手数料が若干高め
・メガバンクの安心感
みずほ銀行あり無料不可
・外国送金不可
・メガバンクの安心感
ソニー銀行あり無料不可★★
・ネット銀行
・各種手数料は最安
・外国送金不可

結論から言うと、私のおすすめは三菱UFJ銀行です!
海外送金・国内口座振込に対応しており、なおかつ振込手数料も手頃で最も良さそうです。

ただし、給与振込先の銀行が決まっていたり、人によって使い勝手の良し悪しがあると思いますので、そちらと合わせて検討すると良いでしょう。

海外居住者向けサービスのない銀行
ゆうちょ銀行、新生銀行、SBI住信ネット銀行、楽天銀行、セブン銀行、イオン銀行

三菱UFJ銀行

オンラインバンクサービス「三菱UFJダイレクト」の、海外居住者向けサービスとして「グローバルダイレクト」を展開しています。

海外居住者は「グローバルダイレクト」の契約が必須にも見えますが、実は必須ではありません。
「三菱UFJダイレクト」でも、国内振込・外国送金に対応しているため、メリットを感じない場合は、「グローバルダイレクト」を使用することで、サービス料月額300円(年間3,600円)を節約することが可能です。

私は「三菱UFJダイレクト」を使っていますが、今まで不自由を感じた事はありません。

主なサービス内容

  • 残高・入出金明細詳細
  • 国内振込
  • 外国送金

「三菱UFJダイレクト」も「グローバルダイレクト」も、ほとんどサービス内容は同じです。
違いは次の3点となっています。

グローバルダイレクトの追加サービス
1. ワンタイムパスワードカードの海外発送
2. 未登録の送金先への外国送金対応(500万/月まで)
3. メインバンク総合ステートメント(資産状況や毎月の家計収支チェック)

グローバルダイレクトの公式HPはこちら
三菱UFJダイレクトの公式HPはこちら

サービス利用料

インターネットバンクサービス
三菱UFJダイレクト  :無料

海外居住者専用サービス
グローバルダイレクト:月額300円

必要期間

グローバルダイレクト申込に必要な期間は以下の通りです。
出国後の申込みは不可です。

【三菱UFJダイレクト加入者】 申込みは、出国2週間前まで
【三菱UFJダイレクト非加入者】申込みは、出国3週間前まで

国内振込手数料

振込先振込手数料
三菱UFJ口座無料
他行3万未満220円(税込)
3万以上330円(税込)

グローバルダイレクトの加入は必要なのか?

海外居住者向けサービスとして「グローバルダイレクト」が用意されていますが、加入の必要性はあるのでしょうか?

私も赴任前は悩みました。
が、結局メリットをあまり感じず「三菱UFJダイレクト」をそのまま使っています。
赴任後もずっと使っていますが、国内振込も問題なくでき、不自由を感じたことはありません。

私の視点からですが、グローバルダイレクトの加入必要性を再度考えてみます。
まず「グローバルダイレクト」のメリットをおさらいしましょう。

グローバルダイレクトの追加サービス
1. ワンタイムパスワードカードの海外発送
2. 未登録の送金先への外国送金対応(500万/月まで)
3. メインバンク総合ステートメント(資産状況や毎月の家計収支チェック)

1.ワンタイムパスワードカードの海外発送

ワンタイムパスワードは国内振込で必要になりますが、アプリで利用可能であり実用上は不要です
ただしスマホアプリは公式には「日本国内のみ」のサポートとなっています。
そのため、不安な方はグローバルダイレクトを申込みましょう。
ワンタイムパスワードカードとスマホアプリの併用はできないので、グローバルダイレクトに申し込まない場合は、アプリを使う事になります。

(*) アプリを使わずにカードを持って行く事も可能ですが、これをするとカードの充電が切れた際に海外発送できないので交換手段がなくなります。

かえる2号の考え
スマホアプリが日本対応のみとなっている懸念はありますが、海外赴任でなくとも長期・短期の海外出張者や旅行者が年間何百万人もいる中で、海外からの利用も想定されていると私は思っています。そのため、サポートはしていないが実用上可能となっていると考えています。

2.未登録の送金先への外国送金

イギリス銀行口座開設後に、送金先口座として事前登録すれば外国送金は問題なく可能です。
そのため、未登録口座への送金のメリットを私は感じませんでした。
何かあったときの日本→現地への送金手段の確保が外国送金の一番の目的であるので、あらかじめ口座設定しておけば良いだけだと思います。

3.総合ステートメント

詳しく機能を調べていませんが、資産管理ツールが利用できるという事だと思います。
私はどの道使わないので不要な機能だと感じています。

三井住友銀行

オンラインバンクサービス「SMBCダイレクト」の、海外居住者向けサービスとして「SMBCダイレクト・グローバルサービス」を展開しています。

三井住友銀行の場合「SMBCダイレクト」の対象は国内居住者のみであるため、グローバルサービスへの申込みが必須です。

主なサービス内容

各種インターネットバンクサービスが利用可能です。

  • 残高・入出金明細詳細
  • 国内振込
  • 外国送金

SMBCダイレクト・グローバルサービスの公式HPはこちら
SMBCダイレクトの公式HPはこちら

サービス利用料

SMBCダイレクト・グローバルサービス
月額220円(税込)

対象者

海外勤務・海外留学により海外居住となる方およびその同伴家族
グローバルサービス利用には、まずSMBCダイレクトの申込が必要。

必要期間

SMBCダイレクトグローバル申込に必要な期間は「出国予定日の3週間前まで」です。
出国後の申込みは不可です。

国内振込手数料

振込先振込手数料
SMBC同一店(*1)100円(税別)
本支店200円(税別)
みなと銀行・SMBC信託銀行200円(税別)
他行3万未満300円(税別)
3万以上500円(税別)

(*1)振込資金の引落口座と受取口座が同じ支店にある場合。

みずほ銀行

オンラインバンク「みずほダイレクト」を提供していますが、対象者は国内居住者のみです。
海外勤務者は、申請により日本国内送金サービスを利用可能となりますが、サービス内容は限定的です。

主なサービス内容

みずほダイレクトを経由して、日本国内向け送金を可能にするサービスです。
外国送金は対応していませんので注意が必要です

  • 残高・入出金明細詳細
  • 国内振込

みずほダイレクト国内送金サービスの公式HPはこちら

サービス利用料

無料

対象者

みずほダイレクト契約中の方で、海外勤務の申し出をした場合に利用可能。

必要期間

公式サイトに記載なし。

国内振込手数料

振込先振込手数料
みずほ銀行 同一支店無料
みずほ銀行 本支店3万未満100円(税別)
3万以上200円(税別)
他行3万未満200円(税別)
3万以上400円(税別)

ソニー銀行

ソニー銀行では、海外への転勤・留学などにより非居住者となった後も、引き続きソニー銀行口座を利用可能です。
Sony Bank WALLETというVisaデビットカードを使えば、現地ATMからの通貨引き出しが可能となっています。

主なサービス内容

外国送金は対応していませんので注意が必要です

  • 残高・入出金明細詳細
  • 国内振込
  • Sony Bank WALLET
Sony Bank WALLETとは

キャッシュカードにVISAデビットカード機能が付帯したものです。デビットカードは銀行口座から即時引出しされるため、クレジットのような使い過ぎの心配がありません。

また、ポンドを含む11通貨に対応しており、海外ATMで外貨口座から現地通貨での引き出しが可能です。事前に円→ポンドに交換すれば、外貨口座からの引き落としとなり、手数料を一般的なクレジットカードよりも安価に抑える事ができる、という特徴があります。

ソニー銀行海外サービスの公式HPはこちら
Sony Bank WALLETの公式HPはこちら

サービス利用料

無料

対象者

ソニー銀行に口座開設済みの方。
日本国内のご連絡先となる方を登録するなど、所定の手続きが必要。

必要期間

公式サイトに記載なし。
出国後の口座開設は不可。

国内振込手数料

振込先振込手数料
ソニー銀行無料
他行無料(月1回まで)
220円(月2回目以降)
Sony bank walletを所持している場合は月2回まで無料。

海外向けサービスのない銀行口座はどうする?

ここまで主要銀行の国内非居住者向けのサービスを比較してきました。
しかし、残念ながら多くの銀行は「国内非居住は口座解約を推奨」となっています。

実際は帰国後も使用する可能性が高く、これら口座をわざわざ解約する必要はないと思います。
私はずっと使っていなかった口座は解約しましたが、その他の口座はすべて放置してきました。

一点注意すべきは、海外サービスのない銀行口座のお金が動かせなくなることです。そのため、今回ご紹介した海外サービスのある銀行口座へ資金は移動させておくと良いでしょう。

まとめ

今回は、国内銀行口座の海外赴任時の取扱いについてまとめてみました。

私のおすすめは、総合的なサービス内容を提供する「三菱UFJ銀行」です。
国内振込時の手数料も他行よりも安く、海外送金にも対応しています。

みなさんの給与振込先口座も考慮にいれて、新規口座開設も視野に入れて検討してみてください。

最後に、実際に海外送金する際は、銀行から送金すると各種手数料が高いです。そこで、「TransferWise」という送金サービスを使う事で手数料がかなり低く抑えられます。私も使った事がありますが、これは本当におすすめです!

是非使ってみて下さい。

wise_transferUKtoJP

【海外送金】手数料がお得なWiseで英国から日本に送金してみた。

2021年5月21日

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